相方のれーかが書いてくれたものです♪
突然「扇ヴィレのSS書いたよー!」とプレゼントしてくれました…☆ありがとう相方!愛してるよ相方!
等価交換用のジェレサヨ絵は、近いうちにちゃんと描くから、ちょっと待っててね相方!!



すったもんだがございまして、めでたく結ばれて
…まだまだ問題が山積みなのだけど、その前に一つこの問題を解決しよう。

「…ずっと千草って呼んでいたのだけど…千草という名前は記憶のない君に勝手に付けた名前だろう?
ヴィレッタ・ヌゥが君の名前なのだから、これからはちゃんとヴィレッタって呼んでも…いいかな…?」
物凄く真剣で深刻そうな顔をしていたので何事かと思ったら、そんなことだったなんて。
…でも、考えてみたら…彼らしいか。と思って思わずクスリと笑みをこぼす。
「…ち…じゃない、ヴィ、ヴィレッタ?」
オロオロと困り果てている上に、さっそく言い間違えそうになって、さらに見事にどもっている。
しばらく笑った後、まっすぐに彼の顔を見る。
「確かにヴィレッタが私の本当の名前だから、そう呼んでくれると私も嬉しい
…あ、いや、千草という名前が気に食わないというわけではないからな…!!」
慌ててそういうと、嬉しそうに…本当に嬉しそうに
「…ありがとう」
なんて笑うから

「…私も…今まで名字のほうをずっと呼んでいただろう?
…だから、これからは…要って呼んでいい…か?」
「ああ!勿論だ!!…ヴィ、ヴィレッタ」
「…か、要…」
お互いにどもる。
「…しばらく、練習しないと駄目そうだな…」
「そうだな…か、かな、要…!」
「…ヴィレッタ…!」
「…要!」

しばらく続く。

「…お前ら…昼間から何してるんだ…?」
「うああああっ!! 玉城っ!!」
ひょっこり部屋を覗き込んだ…迂闊なことにドアが開きっぱなしだった
…玉城がしばらくじーっと二人を見た後、ニヤリと笑い
「…お邪魔しました、でもまあ練習するならもう少し人がいないところでやったほうがいいぜ?お二人さん」
そう言って去っていった。
「玉〜〜城〜〜〜〜!!」
あの様子だと今日中には全員に言いふらされるだろう。
「まあ、仕方ないか…しばらく煩いだろうけれど、我慢してくれるかなヴィレッタ」
困ったように笑いながら…たぶん無意識だろうけど、どもらないで私の名前を呼んでくれた。
「…意識させると駄目なのだろうけど、まだ私がちゃんと呼べてないのに…」
「?」
まあ、ゆっくり練習していこう。
色々と忙しいのだけど、暇を作ることは出来るし
今日が駄目なら明日があるのだから。


「…ところで、生まれてくる子供に千草は禁止」
「…!!!!!」
「…呼ばれなくなっても、それは私の名前だから駄目だ」
「………」
「顔…緩みまくっているぞ。…ばか」



うわああああああ!!相方ッ!! あ な た が 神 か !
身悶えするラブラブっぷりに、もんどりうって転がりましたよ!甘酸っぱい…甘酸っぱいよ27歳カップル!!(はぁはぁ)
あと、玉城の存在があまりにも美味しすぎて吹いた(笑)大好きだよ玉城!!もっとやれ!!
名前の呼び方ひとつで、ここまで萌えられる扇ヴィレは、あらためて素晴らしいカップリングだと思いました…☆

ちなみにコレ、最終回放送前に貰っていたのですが…相方から
「最終回を見て、扇さんの生存が確認されるまでサイトには載せないでくれー!」と言われていました(笑)
もしも残念な結果だったら、そのまま闇に葬ってくれ!とも言われてました…無事でヨカッタ扇さん!!